カテゴリ: ゴルフの話題

2011/06/30

15:32:18, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1363 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

全米オープンのコースセッティングが簡単すぎた?

 今年の全米オープンゴルフ選手権は22歳のローリー・マキロイが16アンダー、2位に8ストロークの大差をつけてメジャー初制覇しました。7574ヤード、パー71のコングレショナルGCで16アンダーをマークして優勝されたことに対し「簡単すぎるコースセッティング」?に非難の声が上がっているそうです。

 全米オープン史上2番目の長さに加え、深いラフやグリーン周りに待ち受けるハザード、テレビで見る限りでは大いに選手を苦しめているコースセッティングだと感じましたが・・・・・。本当に非難するほど易しかったのだろうか?たまたまマキロイが初日から4日間アンダーで回り、通算16アンダーの独走で熾烈な優勝争いすることなく優勝したため「易しすぎる、簡単すぎる」などの声が起っているのではないだろうか。

 出場者のスコアを見ると、けっして易しすぎるとは思いません。2位のJ・デイが-8、K・チャペルら4人が並んだ3位タイで-6で、以下1アンダーまで20人。通常のトーナメントの成績と何ら変わりないと思います。

 6月17、18日に花吉野CCで行われた「奈良県オープン」で宮本勝昌が初日11アンダーの61を記録して優勝しました。1日で11アンダーが出たから花吉野CCが易しいコースかといえばけっしてそんなことはありません。むしろツアーで常に上位争いする宮本選手の実力の凄さこそ賞賛すべきだと思います。

 昨年の中日クラウンズでも最終日に58というとんでもないスコアを出し逆転優勝した石川遼もそうですが、トッププロが「心・技・体」がひとつになり、しかもツキや運を見方にしたとき、いわゆる゛ゾーン゛に入った選手は手がつけられない素晴らしいゴルフを展開します。

 ゴルフ用具、とくにクラブとボールの性能が進化し続ける限り、コースセッティングで快スコアをとめるのは難しいのではないでしょうか。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2011/06/25

09:53:03, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1513 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

同伴競技者間での打球事故に注意しましょう。

 関西ゴルフ連盟支配人会では労働災害の発生ゼロを目指し、従業員の労災事故防止の啓蒙に取組んでいます。労災事故が発生した場合は、類似の事故が起らないよう、また安全対策に注意させるために各クラブに「労災事故報告書」を回付しています。

 昨日、回付されてきた労災事故では、プレーヤーの打ったボールがキャディの顔面に当たり、鼻骨骨折で2週間の休業見込みだといいます。
 
 状況はセカンド地点でお客様が打ったボールがシャンクして、ほぼ真横にいたキャディの顔面に当たったそうです。ボールは前に飛ぶとは限りません。プレーヤーの動作を常に注視するキャディですら、このような事故が起きるわけですから同伴競技者は、もっと気をつけてもらわなければなりません。

 プレーヤーはまず自分のプレーに集中しており、他の同伴競技者のプレーまで注意してみていません。自分の打ったボールを捜すため、あるいは自分のボールの所に気がせくのかついつい先を急ぎがちです。そういった時に同伴競技者が打ったボールに当たるケースが結構あるのです。

 後続組からの打ち込みは、キャディも注意してますし、皆さんも結構注意深く慎重に安全な距離に前組が行くまで待ってくれますので、打ち込みによる重大な事故は少ないようです。むしろプレーヤー同士の打球事故で多いのが同伴競技者間での打球事故です。

 シャンクして斜め横の人に当たったり、バンカーからホームランしたボールがグリーン上にいた人に当たったり、木の幹に当たって跳ね返ったボールがそばにいた人に当たったりと思わぬ打球が、とんでもない方向に飛んできます。プレーヤーの皆さん、くれぐれも同伴競技者の打球の行方には気をつけてゴルフを楽しんでください。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇 

2011/06/14

12:50:38, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1432 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

全米オープンが16日から始まります。

 第111回全米オープンが米国メリーランド州のコングレッショナルCCで6月16日からいよいよ始まります。日本からは石川遼、藤田寛之、久保谷健一の3選手が出場します。テレビ観戦が楽しみです。

 今年の全米オープンの開催コース・コングレッショナルCCはこの大会のためにコース延長など改造し7574ヤード、パー71の難コースに仕立て上げたそうです。パワーゴルフ全盛のゴルフに対応するために大会史上2番目の長いコースで争われます。

 パワーゴルフに対応するためにコースの総距離を延ばすかと思えば、一方で「TEE IT FORWARD(前方にティーアップしよう)」というキャンペーンを全米ゴルフ協会(USGA)など米国のゴルフ団体が進めています。

 クラブやボールの進化でコースの総距離が大幅に延び7000ヤードを超えるコースが多い米国では、一般ゴルファーの技量では太刀打ちできずゴルフの楽しさが半減し、ゴルフ離れが進んでいるらしい。日本も米国も同じようにシニアゴルファーは増えているが、若年層のゴルファーは増えずゴルフ人口の減少に悩んでいるといわれてます。

 シニアやレディースなど一般ゴルファーが7000ヤードを超えるコースに挑戦意欲が湧くどころか、逆に萎えてしまいます。こうしたことを懸念して米国のゴルフ団体が「前方にティーアップしよう」とキャンペーンをはりアマチュアゴルファーを呼び戻そうとしているそうです。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2011/06/04

15:44:49, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1282 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

女性ゴルファーに配慮したコースセッティングも必要。

 現在のゴルフ人口の割合は60歳以上のシニアゴルファーと女性ゴルファーで3分の2以上占めているといえば言い過ぎだろうか。

 全国には奈良県ゴルフ協会など各都道府県にゴルフ協会がありゴルフ振興、普及させるべく県(都・府・道)民ゴルフ大会など年間10前後の競技をそれぞれの都道府県で開催しています。

 奈良県ゴルフ協会でいいますと、「奈良県民体育大会ゴルフ競技会」「奈良県シニアゴルフ選手権」「国体代表選手選考会」「奈良県ゴルフ協会々長杯」など15競技が開催されています。こうした競技会は全て平日に行われ料金もそのコースの会員料金でプレーできるとあって、各競技会とも平日開催にもかかわらず150名~200名が参加される盛況ぶりです。

 こうした県民ゴルフの運営に競技委員として手伝いに行きます。スタートのカード渡し、スコアカードの集計チェックなどしていますと、その参加者の多くは60歳以上のシニアゴルファーと女性ゴルファーで占められています。50歳以下の男性ゴルファーはどの競技でも数えるほどしかいません。いかにシニアと女性ゴルファーが平日のゴルフを楽しまれているかが覗(うかが)えます。

 とくに女性ゴルファーは年齢、世代に関係なく確実に増加しています。したがって女性ゴルファーにプレーを楽しんでいただくためのコースセッティングにも配慮する必要があります。

 男性はフラットで長いコースを好まれますが、女性ゴルファーには長いコースは嫌われます。コンペで男性とわたりあうには50ヤードから70ヤード、ティーグランドの差をつけたレディースティーを設置しなければなりません。

 外資系のゴルフ場では、女性ゴルファーに良いスコアを出してもらうために100ヤードほど前に設置している所もあります。敢えて女性ゴルファー有利にコースセッティングしているそうです。並居る男性を退けて優勝すれば、次もこのコースでと女性からの声が上がるように・・・・・。よくも悪くも女性は噂が口コミで広がりやすいことから、こうした配慮も必要なのかもしれません。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

 

2011/05/17

09:23:45, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1553 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

関西学生女子連盟杯出場選手から礼状が届きました

 

 
 4月27・28日に奈良柳生カントリークラブで行われました関西学生連盟主催の「平成23年度関西学生女子連盟杯」に出場した大手前大学の山本有里さんから嬉しい礼状が届きました。

 山本有里さんは大手前大学ゴルフ部の4回生です。初日トップタイで最終日に臨みましたが、スコアが伸びず惜しくも3位に終わりました。

 礼状には「関西学生女子連盟杯で綺麗なコースを使わせて頂きありがとうございました」とあり、さらに試合では3位という悔しい結果に終わったが、これをバネに頑張り個人戦、団体戦で全国優勝できるよう練習に励むとありました。

 大手前大学ゴルフ部といえば坂田ゴルフ塾で有名な坂田信弘プロが総監督を務めており、確か4、5年前に同大学のゴルフ部の指導を引き受け゛素人軍団゛から゛常勝軍団゛に育て上げたことで知られる。

 たまたま本日発売の週刊ゴルフダイジェスト(5月31日号)を開いて見ていると、坂田プロの「ゴルフ野生塾」で大手前大学のゴルフ部が関西学生女子春季学校対抗戦で、この山本有里さんらの活躍で優勝したとの記事が載っていました。

 坂田総監督の指導は、技術は当然ゴルフに取組む姿勢やマナー、エチケットなど徹底していることが、この山本有里さんの礼状1枚で伺えます。山本有里さんの活躍、さらには大手前大学ゴルフ部の今後の活躍を期待しています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2011/05/11

12:45:48, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1416 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

バンカーも単なるハザードでなく景観的にも意味があります

 昨日、今日とかなりの雨が降っています。シーズンオフのバンカーの排水不良の工事を行いましたので、水が浮き出す心配がなく至って良好な状態です。グリーンも3月にコアリングなどの更新作業をしましたので、こちらも水が浮くことなく雨中のプレーでしたが、スムーズに回っていただいております。

 バンカーというハザードはゴルフが誕生して以来、ティーグランドからグリーンに到るまでのゴルファーを悩ませるハザードとして存在してきました。本来的にはプレーヤーのミスショットしたときの懲罰的な意味があります。

 最近は設計者もバンカーを修景的にうまく取り入れるとともに戦略性において大きな役割と機能性をもたせています。奈良柳生カントリークラブでいえば17番ホールの左サイドの池際を白砂のビーチバンカーとして美観、景観とともにプレーヤーに左サイドは避けねばならないというプレッシャーを与える個性豊かなホールになっています。

 ことほど左様にホールの印象を決める上でグリーンと同じくらいバンカーは重要な意味をもっています。単にミスショットをしたときの懲罰的ハザードと思わず、そのホールの景観を意識した上でレイアウトされているということを理解してプレーしてみてください。設計者の意図が分かるとと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2011/05/07

15:03:01, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1500 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

ゴルフ業界一丸となって復興支援しています

 

 長かった大型連休も終わりに近づいてきました。東日本大震災の影響で何もかも自粛ムードだった3月、4月上旬とはうって変わり、関西地区のショッピングセンターや百貨店などの商業施設、レジャースポーツ施設、文化施設、観光地など賑わいをみせています。

 ゴルフ場も3、4月の落ち込みから5月に入って1日を除いて好天気が続いたせいか前年並みの来場者を維持しているようです。ゴルフといえば贅沢なスポーツ、ゴルフに興ずれば不謹慎などと指弾されがちです。今朝の新聞でも某政治家がフィリピンでゴルフをしたという非難記事が出ていましたが、大衆受けを狙った記事としか思えません。

 大震災の被災地を支援しようとゴルフ界でもチャリティコンペや各ゴルフ場で義援金をフロントで募ったりしています。関西ゴルフ連盟でも加盟237クラブに大震災復興支援義援金5万円の特別義援金を集めるとともに、KGUの積立金から1000万円を拠出し、併せて義援金として日本赤十字社へ寄託されます。このほか競技参加者へのチャリティーをお願いするなどゴルフ場業界も一丸となって復興に支援しています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2011/05/04

16:09:02, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1758 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

ボールマークの修復は正しいやり方で。

 グリーンにボールが落下した時にボールマーク(窪み)ができます。このボールマークを直すのはプレーヤーとして当たり前のマナー・エチケットであることは、ご承知のことと思います。ところがこのボールマークの修復を間違った方法で直すゴルファーが意外に多いようです。

 間違った方法で直されたりした場合には、グリーン面の転がりの滑らかさが損なわれたり、枯らしたりします。ボールマークを修復するのは、後のプレーヤーのために窪みを平坦にし、ボールの転がりをスムースにするためです。

 ボールマークを修復するためにグリーンフォークというボールマーク直しがありますが、この器具を正しい使い方をせずに、逆にグリーン傷めてしまうゴルファーがいます。

 直し方は窪みの周辺を窪みの中心に軽く寄せて窪みをなくした後、パターなどで軽く上から押して完了です。ところが間違った方法、即ち窪みの周辺から芝を持ち上げて根を切ってしまう人がいます。けっしてグリーンフォークを差し込んで持ち上げたりしないようにして下さい。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2011/05/03

09:18:52, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1397 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

朝早くから中国道西行きは大渋滞。

 いつもの通り出勤するため緑地公園の自宅を出て、5時半頃に名神、中国、近畿道の吹田IC付近を走行していると、中国道の西行きはノロノロ運転の車で渋滞していました。

 名神と近畿道から中国道に入る前から大渋滞中。近畿道を南下するわが車は、北上する反対車線のノロノロ運転を尻目にスイスイと快適走行でした。

 そういえば今日は、ゴールデンウイークの後半3(5)連休の始まりでした。中国道・山陽道沿いの吉川方面へ行かれるゴルファーは、早朝5時半でこの渋滞なのだから、ふだん通りの時間で自宅を出られるとスタート時間に間に合うのだろうかと余計な心配をしてしまいます。

 大渋滞のノロノロ運転をしながら携帯電話で同伴者やコンペの幹事あるいはゴルフ場へ「渋滞に巻き込まれた。スタート時間に間に合わない」などの電話をしている姿が目に浮かびます。

 ゴルフ場のスタート室もこのような時は大変です。コンペでは全員が揃わない、1人、2人なら揃った組から順序を入替えたり、来てる者同士組替えたりできるのですが、コンペの場合1台の車に3人、4人と乗合わせていることが多く、20人のコンペで半分も到着が遅れているケースは手の打ちようがありません。

 中国道、山陽道沿いのゴルフ場に行かれる場合は、こうした渋滞があることを想定して自宅からゴルフ場までの時間をふだんの倍の時間がかかると計算して出発するくらいの心構えが必要です。

 春のゴールデンウイーク、お盆期間、年末年始といった車による゛民族大移動゛の時期は、高速沿いのゴルフ場は避けて、近場のゴルフ場を選ぶのが賢明かと思います。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

2011/04/29

08:18:22, 著者: 阪口 メール , 0 語, 2058 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

ゴルファーはみな誠実で不正をしない。

 4月24日(日)にプレーされたビジターのM・K様より3千円と精算伝票、手紙が送られてきました。手紙には「レストランでお土産に商品を4個購入したが、伝票には1個、1千円しか付いてなかった。不足分3千円を同封します」とありました。

 フロントで精算伝票通りの請求金額をお支払いいただき、自宅に帰られて伝票を確認されたところ、お土産代4個の内、1個分しか支払わなかったことが判り、早速不足分をご丁寧に郵送していただいたということです。まさにゴルフでいうスコアの自己申告、不正はしないというゴルフの精神を体現された真のゴルファーの振る舞いだと感服しました。

 ゴルフ場のミスで精算伝票で頼みもしないコーヒーやビールが付いていることがあります。お客様は伝票通りの請求金額を支払い、帰って精算伝票を見て支払い過ぎに気づきゴルフ場に連絡するというケースはたまにあります。これは当クラブに限らずどこのゴルフ場でもよくあります。

 しかし今回のようにゴルフ場側のミスで少なく請求され、その金額を支払った後に伝票漏れで自分が支払うべき金額より少なかったことが判明した場合、ほとんどのお客様は「昼飯代が抜けている」あるいは「ビール代が付いていない」と気づかれてもほとんどの方は「今日は得したな」とそのままにされる方が多い。とくにビジターで行ったゴルフ場であればなおさら。

 ゴルフではスコアの過少申告や虚偽は厳しく戒めていますしゴルファーとして恥ずべき行為とされています。ゴルフ規則第1章に記されてるゴルファーたる者「礼儀正しさとスポーツマンシップを常に示しながら洗練されたマナーでたちふるまうべきである。これこそが正に、ゴルフの精神なのである」と。嬉しい出来事でした。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

<< 前のページ :: 次のページ >>

奈良柳生カントリークラブ

< 前 | 次 >

5月 2024
 << <   > >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

検索

アーカイブ

アカウント