三重県の某ゴルフクラブのシニア選手権に出場したゴルフ仲間の元支配人が決勝で惜しくも敗れ準優勝だったとのこと。シニア選手権が終わった後、何日かしてからゴルフショップの「GOLF5」に買い物に出かけたとき「非公認球」が売られていて、「シニア選手権の決勝戦の相手とボール確認した際のボールは、たしかFit Wayだった。なんと非公認球ではないか」と気がついたそうな。しかし時はすでに遅しで勝敗は覆がえらず無念の涙。
相手のゴルファーが非公認球を承知で競技に出たのか、それとも知らずに出場したのか判りませんが、ボール確認の際、それを「非公認球」と指摘できなかった競技者や関係者も落ち度といえば落ち度です。しかしながらゴルフというスポーツはゴルフ規則に明記されているようにプレーヤーは規則を守ってプレーする誠実さに頼ってるわけですから、まさか非公認球を使ってるとは思わなかったことでしょう。
問題は当の当事者が非公認球であることを知って出場したのか、その球が非公認球であることを知らずに出場したかが大きな問題であると思います。
驚いたことにこうした非公認球が堂々と作られており、売られていることです。ネットで調べてみますと、「世界で一番飛ぶボール」を求めて開発された、究極のゴルフボール「バンディット」!とか、驚異的な飛距離を実現する、高反発ツーピースボール、【ミサイルボンバー】など多種多様な非公認球が販売されています。
ちなみに列挙してみますと「BREAK THRU]2ダース6,300円、「バンデッド」1ダース6,980円、「ミサイルボンバー」1ダース3,300円、「ブレイク スルー」4ダース12,600円、「Fit Way」1ダース798円、「TOBUNDA ダイナプラス」3球499円などなど。
「あなたにもプロのような300ヤードのドライバーショットを可能にします。」、「ライバルを悔しがらせるボール」など魅惑的なキャッチコピーでPRしています。確かにより遠くに飛ばしたいというのはゴルファーの永遠の夢かもしれませんが、規則に違反する非公認球でライバルに勝っても虚しさが残るだけです。
この種の球を購入される方はたぶん「自分は競技などに出ない、遊びのゴルフだから」という人が多い。たとえ遊びといってもゴルフのプレーは同伴者とラウンドするわけで、スコアを単に競い合うだけでなく飛距離や技量を暗黙の内に競い合っているのですから、同伴者に対して許されない行為をしているという認識をもって欲しいものです。
非公認球だけでなく、今週の「週刊ゴルフダイジェスト」(11月27日号)に「ルールぎりぎり&高反発ドライバー」の特集記事があり、いわく「高反発のクラブが規制されて4年になるが、アマチュアのあいだではジワジワと復活の兆しを見せ"高反発コーナー"を特設するショップも見られるほど。」として特集記事と話題のドライバーの一覧表が掲載されています。
記事の結びに「競技とは無縁で、とにかく一発の飛びでもいいから飛ばしたいというあなた。ぜひ次ページのルールぎりぎり&高反発ドライバー試打結果を参考にしてみてほしい」と11本のドライバーを紹介しています。ぎりぎりは許されるが、規則違反の高反発ドライバー6本を紹介、推奨するのはいかがなものかと首を傾げてしまいます。
非公認球といい、規則違反の高反発ドライバーを使用して自分ひとりでプレーするならいいですが、ゴルフは同伴者とラウンドするゲームですから遊びでは済まされないということを肝に銘じていただきたいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
当クラブの開場記念競技も10月8日に盛況裡に無事終わりました。この競技は参加者全員ダブルペリア方式で競っていただきました。オフィシャルハンディキャップによるアンダーハンディ競技ではなく、参加者全員ダブルペリア方式にしたのは、ホールアウト後に自分のハンディキャップがいくつになるか判らないため、ネットスコアも当然判らず自分の成績順位が上位なのか下位なのかも判らないという面白さがあります。好スコア(グロス)が出て喜んだものの、ダブルペリアによるハンディキャップが9と出て下位の成績だったり、スコアは悪かったが、ハンディキャップが31のハイハンディが出て上位入賞になるなど悲喜こもごもの楽しさ、面白さがあるためこの記念競技に取り入れた次第です。
ところで、このダブルペリア方式によるハンディキャップの算出方法はどう計算されるのかという問合わせがありました。私も全てスコアをコンピュータに入力して自動的に算出されているため、詳しい算出方法は曖昧にしか理解していませんでしたので、これを機会に調べてみました。
ダブルペリア方式は別名、新ペリア方式とも呼ばれています。18ホールの内、12ホールの隠しホール(パーの合計が48になるように選ぶ)を使って計算されます。この隠しホール(12ホール)の合計スコアを1・5倍し、出た数字からパーの72を引き0・8を掛けて出た数字がハンディキャップとなります。
例えば当クラブで、あるパターン(6パターンあります)の隠しホールと仮定の打数を次のようにすると。2H(7打)、3H(5打)、4H(5打)、5H(5打)、6H(5打)、9H(6打)、10H(6打)、13H(4打)、14H(3打)、15H(5打)、17H(5打)、18H(7打)の12ホールの隠しホールの打数合計は63打です。これに1・5倍すると94・5となり、これをパーの72で引くと22・5となります。この22・5に0・8を掛けると18という数字が出ます。この18がダブルペリアで算出されたハンディキャップとなります。
隠しホールもワンパターンでなく6パターンあり、参加者全員のスコア入力をして隠しホールの6パターンの中からひとつをアトランダムに決めてスコアを出しています。隠しホールで好スコアを出したり大叩きすることでハンディキャップは大きく変わるだけに実力以上に運も大きく影響されます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ゴルフそのものをレジャーすなわち遊びとして捉えるのか、スポーツとしての側面を重視するかは議論の分かれるところであり、随分前から今日まで議論されてきました。ゴルフはその成り立ちから老いも若きも男も女も同一ステージで楽しめることが今日のゴルフの隆盛につながってきています。
老若男女が一堂に会して楽しむために、ハンディキャップが生まれました。しかしながらこのハンディキャップがなかなか曲者で、ゴルファーの技量に応じたハンディキャップが査定されているかといえばノーといわざるをえません。日本ゴルフ協会のハンディキャップ査定システム(JGAのホームページのハンディキャップ欄をご覧ください)も、より本人の技量に応じたハンディキャップを査定するかに腐心されていますが、はっきりいって正当かつ正確公正なハンディキャップなんて査定できると思いません。
プロゴルファーですら5アンダーパーをマークすることもあれば10オーバーも叩くこともあるのですから、アベレージゴルファーなら上下20くらいのストローク差が出て当たり前。ハンディキャップ競技でネット65とか60とかが出ると必ず出てくる声が「ハンディキャップ甘いのと違う?こんなスコアが出たら私ら優勝できるわけないわ。」
ならば、参加者全員プライベートコンペでよくやるようなダブルペリア方式にするかですが、こちらも隠しホールにはまるかはまらないかで出るハンディキャップは大きく変わります。
ハンディキャップ委員会でもよく話題になるのが、自分のハンディキャップを上げたい(維持したい)人もいれば、下げたい人もいるということ。前者はAクラス、とくにシングルゴルファーに多く、いわば見栄っ張りに多いと思います。一方、自分のハンディキャップは少しきついので下げて欲しいという方は、シニアゴルファーに多く齢とともに実力がおちてきて競技でも上位に入賞すらできなくなったので、自分の実力を過大評価せず実力通りの査定をしてもらい競技での優勝争いのひとつもしてみたいと本音を漏らす人も。
数多くあるスポーツの中で老若男女が同一のステージでハンディキャップにより一緒にプレーして争える競技はゴルフだけです。それだけに自分の技量・実力が正当に評価査定されるハンディキャップシステムがあればと思うのですが・・・・・・。
今日は9月のマンスリー競技です。Aクラス75名、Bクラス88名が参加。カンカン照りの天気ではなく時おり爽やかな風が吹き抜ける絶好のコンディションの中で熱戦が繰り広げられています。さて、本日の優勝スコアはどれくらいのアンダーが出るのでしょうか。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
8月22日~24日までの3日間、日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント(QT)の1stステージが当クラブで行われましたのはご承知のことと思います。このほどJGTOからこのQT1stに出場した全選手(延べ430名)の3日間の各ホールのスコアを集計したホール難易度のデータが送られてきましたので紹介します。
当クラブは7150ヤード、パー72でコースレートは73・9ですが、全選手の平均ストロークは77・649でした。今回の難ホールのトップは何と18番ホール(580ヤード、パー5)の平均ストローク5・47でした。QT2ndも含めた過去3回では18番ホールは易しい部類に入っていただけに競技委員も驚いていました。
難易度2番目も9番ホ-ル(419ヤード、パー4)の4・43は意外でした。
過去の難易度のデータでは200ヤード前後の比較的長めのショートホールが難しく、ロングホールはいずれもバーディホールで易しいというデータが出ていましたが、今回は16番ショートホール(205ヤード、パー3)こそ3・42の難易度3番目でしたが、その他のショートホールは4番ホール(194ヤード)が8番目、7番ホール(196ヤード)13番目、14番ホール(197ヤード)が10番目というデータが出ました。
難易度が高い順でいいますと1番ホール(410ヤード、パー4)が4番目、17番ホール(407ヤード、パー4)が5番目の難度となっています。この難易度の高いホールの向きをイメージしてもらうと判ると思いますが、3日間とも晴れ日だったのですが、沖縄方面を襲う台風の影響か風向きが当クラブでいう"雨風"が吹き全て逆風となったことに起因してると思います。担当の競技委員も「奈良柳生さんは風がアゲンストになると極端に難しくなります」と。
ちなみに全ホールの平均ストーロークと難易度は次の通りです。
1H(410ヤード)4・4で4番目 2H(579ヤード)5・14で18番目 3H(398ヤード)4・35で9番目 4H(194ヤード)3・35で8番目 5H(408ヤード)4・21で14番目 &H(402ヤード)4・31で12番目 7H(196ヤード)3・29で13番目 8H(569ヤード)5・17で15番目 9H(419ヤード)4・43で2番目 10H(453ヤード)4・36で7番目 11H(535ヤード)5・17で17番目 12H(385ヤード)4・36で6番目 13H(386ヤード)4・17で16番目 14H(197ヤード)3・32で10番目 15H(427ヤード)4・32で11番目 16H(205ヤード)3・42で3番目 17H(407ヤード)4・39で5番目 18H(580ヤード)5・47で1番目
※写真は今回のQT1stで難易度1番となった18番ホール。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
プロトーナメントでは"パットイズマネー"といわれるように、30センチのパットを外して優勝を逃したり、1打差で賞金が数百万円も違うだけに、たかが30センチのパットだからと努々(ゆめゆめ)疎かにしてはいけません。300ヤードのナイスショットも1ストロークなら30センチのパットも1ストロークですからスコアアップを目指すならまずパターの練習を徹底するように。
パー72のコースならば半分の36パットがコースレーティングの基準になっています。パープレーしようと思えばまずは18ホールを絶対に36パット以内に収めることです。
ダイナースクラブ発行の月刊誌「SIGNATURE」を読んでいたところ、"スコアメイクの秘訣"というコラムでなかなか面白い分析をしていたのを見つけました。
これによると「ゴルフのスコアの40%はパッティングが占めている」そうです。スコアが100のときのパット数は約40回、90で36回、80で32回と一般プレーヤーの平均値を出しています。プロの場合でもパープレーの72のときで30~31回、70のときで28回くらいだそうです。
わが国の超せっかち元宰相のようにグリーンにオンすれば2パットとして勘定して次のホールへ向うとなれば誰もがスコアはぐ~んと良くなります。パターほど簡単なショットはありません。どんな初心者でもウッドやアイアンクラブで打つより簡単です。強弱による距離感さえ体得すればカップインは別としてそれなりにパッティングはできます。
しかしながら簡単であるが故に難しい。単に打ち方、技術的問題だけでなく集中力、精神力といった見えない力に大きく影響されるからです。なんでもない30センチのパットが、絶対入れなければというプレッシャーで体が固まってスムースなストロークができずカップを外してしまうことは、誰でも経験されていると思います。
かのジャンボ尾崎も初めてのビッグタイトル・日本オープンでしたか、30センチのパットをきめれば優勝というときに、プレッシャーで何度もアドレスの仕切り直しをしてカップインをしたことがありました。ギャラリーやテレビ観戦していた人も目をつむって打っても入る30センチを、いざ勝ちを決めるとなると、並大抵のプレッシャーではない凄さをまざまざと見せ付けられました。
スコアメークの鍵はパットにあります。グリーン外から1~2メートルに寄せて1パットで沈めると気分は高揚し精神的にも余裕が生まれショットまで良くなります。反面、30センチのなんでもないパットを外して3パットにしてしまうと精神的にも弱気になり、また外してしまうのではないかと負の連鎖に陥ってしまいます。
プロでもアマチュアでもショットよりもパットの精度を上げることこそが好スコアを出す近道のようです。いよいよ来週の水曜日からJGTOのクォリファイングトーナメント1stステージが始まります。グリーンのクォリティをあげるべくコーススタッフは頑張っています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
本日は奈良県ゴルフ協会主催の日本スポーツマスターズ奈良県代表選手の選考会が行われました。予選を通過した男子38名、女性19名が参加して18ホール・ストーロークプレーで午前8時、アウト、インに分かれてスタートしました。
17日に近畿地方は梅雨明け宣言があり当日の天気は大丈夫だろうと高をくくっていたところ、早朝5時に自宅を出たところ雨が降っており嫌な予感。しかし8時のスタートの時点では雨も上がり9時前に全組を無事スタートさせることができホッとしたのも束の間、10時前から雨が降り出しました。雨は次第に激しくなり、まさに集中豪雨でグリーンに水が浮き出し、プレー中断。約1時間近く降り続き、ようやく雨も上がり11時前にプレー再開となりました。
プレー再開後は晴れ間も見える好天でしたが、残り4組というところで、雨が強く降り出すとともに雷鳴がとどろき、再度のプレー中断となるなど気まぐれな天候に振り回されました。出場された選手も悪天候による最悪コンディションの中でのプレーでスコアを乱す選手が続出しました。
厳しい状況の中で楠本由人選手は36、36、72のパープレーで見事1位で代表の座を獲得されたのは立派です。2位は38、38、76の北川富重選手が、3位にはホームコースの岡崎耕司選手が36、40、76で代表選手となりました。一方、女子は三枝多美子、瀧本恵三子、樫村治子の3選手が代表選手となりました。
梅雨明け宣言があったものの、このような大荒れの天気に見舞われるとは思いませんでした。できることなら好天の下、ベストコースコンディションの中で熱戦を繰り広げていただきたかったというのが偽らざる気持ちです。選手の皆さん、お疲れ様でした。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
昨日8日、鈴木グリーンキーパーと11日の「関西社会人ゴルフ選手権予選」と20日の「日本スポーツマスターズ奈良県代表選手選考会」の競技開催について打ち合わせを行いました。
関西社会人ゴルフ選手権はスポーツニッポン新聞社が主催するもので、正式には「内閣総理大臣杯第43回日本社会人ゴルフ選手権関西予選」で、枚方カントリー倶楽部、三木よかわカントリークラブそして奈良柳生カントリークラブの3クラブで予選が行われ、関西決勝が8月27日、花屋敷ゴルフ倶楽部で行われます。
11日の予選には112名がエントリーしており、上位33名が関西決勝への出場資格が得られます。出場者は20歳以上の社会人でハンディキャップ9・9までのアマチュアゴルファーで争われます。関西のみならずトップアマといわれる選手は高校生や大学生などが多く、関西アマや日本アマなどの公式競技ではプロを目指しているような学生ゴルファーが席巻しています。仕事をしながらゴルフの腕を磨き技を競うという本来のアマチュアゴルファーが活躍する場が少なくなりました。
こうした状況の中で、社会人ゴルファーを対象としたこの「社会人ゴルフ大会」はアマチュアゴルファーにとって意義深い大会だと思います。コースセッティグは特別な仕様ではなく7150ヤード、フェアウェー、ラフ、グリーンの刈り高も通常通り。グリーンスピードはやや早めの10フィート~10・5フィートを予定しています。
20日の「日本スポーツマスターズ奈良県代表選手選考会」は奈良県ゴルフ協会主催で、男性55歳以上、女性50歳以上の奈良県在住のシニアゴルファーにより6月12日にムロウ36ゴルフクラブと19日に木津川カントリー倶楽部行われた予選を通過した62名で奈良県の代表選手を決定します。
この日本スポーツマスターズは(財)日本体育協会がシニア世代を対象として生涯スポーツの普及・振興を図り生きがいのある社会の形成、健全な心身の維持向上に寄与することを目的とした総合スポーツ大会です。今年度は高知県で大会が開催され、ゴルフは土佐カントリークラブで都道府県の代表選手によって争われます。
この大会では奈良県男子は一昨年が団体4位、昨年が2位と常に優勝争いをしており今年度こそ初の団体優勝制覇に期待がかかっています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
いよいよ明日15日は関西ゴルフ連盟主催の「関西シニアゴルフ選手権」東近畿地区の予選会が当クラブを含めて3ケ所で開催されます。すでに兵庫地区の予選会は12日に終っています。兵庫地区の予選会はA地区が有馬カンツリー倶楽部で99人が参加、B地区は花屋敷ゴルフ倶楽部ひろのコースで98名が参加、C地区は加西インターカントリークラブで98名参加でそれぞれ実施されました。
兵庫の3地区の参加者がいずれも100名を割るなど前年に比べ参加者の減少が懸念されましたが、明日行われる東近畿3地区の参加者は、A地区(日清都カントリークラブ)が131名、B地区(泉南カンツリークラブ)が150名、そして当クラブのC地区が135名といずれも前年を上回り安堵しています。
6月1日に終わった関西アマチュアゴルフ選手権の上位入賞者は学生がほとんどを占め、いわゆる仕事と趣味を両立させた"ふつう"の社会人アマチュアゴルファーにとっては関西アマチュアゴルフ選手権で入賞することはひじょうに難しくなってきています。このため関西ミッドアマチュアゴルフ選手権や関西シニアゴルフ選手権が社会人ゴルファーの目標とする関西の公式競技として注目されていますが、経済不況の昨今、景気に影響されるせいか参加者も減ることはあっても増えることはないようです。
6月の梅雨のシーズンに開催するだけに雨を心配しましたが、明日の天気予報ではまずは雨の心配がないとのことでホッとしています。シニアの皆さんが決勝進出を目指す舞台に相応しいベストのコースコンディションを明日提供できるよう、コーススタッフをはじめ各部署スタッフは準備に追われています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
4月15日付けの本ブログでお知らせしました「ゴルフ場利用税廃止運動」について、日本ゴルフ協会、日本ゴルフ関連団体協議会の「ゴルフ場利用税廃止運動推進本部」よりゴルフ場利用税廃止推進ポスターと署名運動の詳細説明、署名簿が送付されてきました。早速、ポスターを掲示するとともにフロントに署名簿を設置しましたので皆様のご協力をお願いいたします。
<ゴルフ場利用税廃止運動に関する趣意説明の要約は次の通りです>
「平成23年、スポーツ振興法が全面改正され、「スポーツ基本法」が新たに制定されました。この法律は国民がスポーツを通じて、幸福で豊かな生活を営むため、国・地方自治体・スポーツ団体がスポーツ振興に努力すべきと定めたものです。この理念にゴルフ場利用税は反したものといえます。
この法律制定を機としてゴルフ場利用税の矛盾を社会全体にも認知いただくことは重要と考えます。また、本年はオリンピック開催年にあたり、ゴルフ競技のオリンピック復帰も各所で話題として取り上げられることが予想でき、これらを税廃止の追い風としたい。
本年はゴルフ関係団体が結集し、本運動を強力に展開したいと考え、署名運動とゴルフウイーク(7月30~8月5日)での全国一斉税廃止陳情活動の、2つの大きなムーブメントを実施いたします。
各ゴルフ場で2000名の署名獲得を目標としています。ゴルファーのみならず皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
関西学生ゴルフ連盟主催の平成24年度「関西学生女子連盟杯」決勝が初日の予選を通過した41名で行われました。前日73の2位タイだった坂下莉彗子選手(同志社大学)が安定したショットとパットでアウト36、イン37の73、トータル146で見事逆転優勝を飾りました。前日、72でトップだった中井美有選手(大阪学院大学)はアウト37でしたが、最終ハーフで41と崩れトータル150で8位タイに終わりました。前年優勝し初日74でトップに2打差の5位タイと好位置キープで2年連続制覇を目指した宮田志乃選手(近畿大学)はアウト39と出遅れたものの、インに入って激しく追い上げたものの、1打足らず34の73、トータル147で1ストローク及ばず2位となりました。3位には148で滝本二葉(大阪学院大学)、小寺沙季(関西学院大学)、山下美樹選手(大手前大学)の3選手が入りました。
※写真(上)は優勝した坂下(右)と宮田。
写真下は優勝・坂下、2位・宮田をはさみ3位タイの小寺、山下、滝本。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
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