7番ホール池に棲む白鳥のヒナ、親鳥の手厚い庇護をうけてスクスクと成長しています。このヒナが成長して飛び去らないように羽根きりをしなければということで、白鳥をいただいた飛鳥カンツリー倶楽部の川北前グリーンキーパーに時期と方法等を問い合わせました。
「時期は生後1・5ヶ月~2ヶ月頃で羽根を切る場所は第一関節のところに輪ゴムを巻きつけておけばいいです」とのことでしたが、はたして第一関節がどこにあるのか輪ゴムをどの程度の強さで巻けばよいのか聞いただけでは判りません。こちらの不安な様子を察して「一度見に行って、できるなら私がしてあげます。」との有難いお言葉を頂戴しました。
早速、昨日魚を掬うタモ網を持参で駆けつけてくれました。鈴木グリーンキーパー共々3人で7番の池へ。鈴木グリーンキーパーが毎朝、エサを与えてるせいかエサをチラつかせると親子で岸に近づいてきました。すばやくタモ網でヒナを掬い上げると親鳥は一旦逃げたものの羽根を広げてヒナを返せとばかりに怒りの形相で羽根をバタバタ。
タモ網から取り出し、右の羽根の一部分に輪ゴムを手際よく巻きつけて池へ戻すと母鳥は背中にのせて池の奥へ一目散に逃げていきました。川北さんいわく「右の羽根だけで良いのです。左もすると不思議なことに羽根がまた生えてくるんです。今日はうまくできましたので多分大丈夫です。」とのことでした。この後、白鳥の習性やヒナの飼育法など懇切丁寧にレクチャーしてもらいました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
昨日6月26日、奈良ホテルにて奈良県ゴルフ場支配人会が主宰する「奈良県ゴルフ場暴力団・防犯対策協議会」の総会が午後4時から県下30クラブの支配人と奈良県警察本部から福井学刑事部長をはじめ同刑事部組織犯罪対策統括・後藤忠弘参事官、同生活安全部・福住孝美参事官、同刑事部組織犯罪対策・西谷征第二課長など県警本部の暴力団対策関係部署のお歴々に公益財団法人・奈良県暴力団追放センターの今西一喜事務局長が参列して行われました。
総会では県警本部刑事部組織犯罪対策第二課の山崎義清暴力団対策官が「最近の暴力団情勢について」の講演があり、その後参列された福井刑事部長らと意見交換会が行われました。
この奈良県ゴルフ場暴力団・防犯対策協議会は奈良県下のゴルフ場と県警本部並びに関係警察署が相互に緊密な連絡をとり、暴力追放及び防犯活動を推進するために組織され活動しています。とくに暴力団等反社会勢力に属する者のゴルフ場利用を排除するため、ゴルフ場利用約款を制定する際、こうした者の利用を拒絶できるよう、助言・指導を受けました。奈良県下ゴルフ場には統一された「ゴルフ場利用約款」が設置されており、暴力団等反社会的勢力に属する者のゴルフ場利用を拒絶しています。
暴力団排除に関する条例の制定が全国的に進み昨年7月までに全都道府県で制定され施行されるなど暴力団排除の気運は高まっています。奈良県ゴルフ場暴力団・防犯対策協議会は「奈良県警察本部及び県下警察署と緊密な連絡を取り合って暴力団排除に努めます」と打込会長(ディアーパークGC支配人)が決意を述べました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
7番ホールの池の白鳥親子の様子を見に行きました。ひな鳥は元気にすくすくと育っています。生後1ヶ月弱ですが、終始母親のそばを離れず、すいすいと泳ぎ回っていますし、母親が岸に上がればひな鳥も一緒に上がるなど片時も親のそばを離れません。父親は母子の周りを外敵がいないか周回し、人が岸に近づくと羽根を大きく広げて威嚇します。生後2ヶ月くらいで飛び立たないように羽根を切らなければなりません。
親鳥をいただいた飛鳥カンツリー倶楽部のコーススタッフで白鳥の世話をしている担当者に、どの部分をどう切れば良いかなど指導を受けています。あまり早く切っても駄目だし、遅かっても駄目でちょうど2ヶ月くらいが目途だそうです。しっかりと方法を伝授してもらい7番ホールの池に棲みついて、プレーヤーの目を和ませてくれればと思っています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
全国のゴルフ場で「ゴルフ場利用税廃止」の署名活動を実施しています。日本ゴルフ協会をはじめ日本ゴルフ場事業協会、日本ゴルフ用品協会、日本プロゴルフ協会など日本ゴルフ関連団体協議会にゴルフ場利用税廃止運動推進本部が設置され総務省や民主党幹事長室に陳情、「ゴルフ場利用税廃止」の要望書を提出するなどの活動が展開されています。
当クラブでも来場ゴルファーに呼びかけて署名をお願いしています。5、6月の2ヶ月間で1ヶ月2000名の署名を集めるよう支配人会を通じて運動推進本部から指示されていますが、これがなかなか大変です。フロントやコース売店に署名簿を設置して協力をお願いするものの「(署名)しても無駄やろ、ゴルフ場利用税はなくならんよ」と意外に冷ややかなゴルファーが多く署名集めに苦戦しています。
2011年に制定された「スポーツ基本法」の趣旨とゴルフ場利用税は全く相容れない矛盾したものであり、スポーツを行う人に課税するのは理不尽で筋が通りません。消費税アップが論議される中で、ゴルフ場利用税と消費税がダブル課税されていることにゴルファーはもっと真剣に怒りを表わす必要があります。
消費税が導入される前までは映画館、劇場、パチンコ、マージャン店などに娯楽税などが課税されていましたが、消費税導入と同時に全て撤廃されましたが、ゴルフ場だけがなぜか「ゴルフ場利用税」というおかしな税金が残り、ゴルファーは払わされているのです。
消費税とゴルフ場利用税がダブル課税されている不公平を認識し、ぜひともゴルフ場利用税を廃止にもっていきたいというのがゴルフ業界全体の要望であり願いです。ゴルフ場利用税廃止のための署名にぜひご協力ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
47人が参加して5月27日の予選から始まった平成24年度理事長杯は、予選通過者16人からマッチプレーで勝ち上がってきた松本準司さん(ハンディ9)と今西敏彦さん(ハンディ4)により決勝27ホール・マッチプレーで争われ松本さんが5-4で今西さんを降し初の理事長杯を獲得しました。メダリストは岡崎耕司さん(ハンディ2)が35、39、74、N72で獲得しました。(写真:左からランナースアップの今西さん、優勝の松本さん、メダリストの岡崎さん、藤原競技委員)
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
6月8日、関西でも梅雨入りしました。昨日あたりまではさほど雨の日もなく空梅雨かなと喜んでいたのですが、昨晩から雨が降り出し来週いっぱい鬱陶しい天気が続きそうです。今日もそうですが雨のゴルフは、ついつい敬遠したくなるものです。50年前にゴルフを始めた私などは雨の日のゴルフにしり込みしていると、先輩ゴルファーから「ゴルフは雨の日でもプレーするのは当たり前だ。ゴルフは自然の中で自然を相手に戦うスポーツ、それがゴルフだ。風が吹こうが雨が降ろうが泣言をいわずにプレーするものだ。雨を理由にキャンセルするなどもってのほかだ。」とよくいわれたものです。
最近のゴルファーを見ていると「雨の予報なのでキャンセルを」とか「寒いから、暑いから当分ゴルフは封印」などという人が増えてきました。確かに健康のためにゴルフをするのに雨の中でプレーして風邪をひいたとかカンカン照りの猛暑の中で熱中症になっては元も子もありませんが・・・・・。あまりにも最近のゴルファーは、自分に甘くなってはいないでしょうか?
梅雨のシーズンなのですから雨は降って当然。そのための雨対策をバッチリすれば雨中ゴルフも楽しからずやの心境でプレーすれば意外と好スコアが生まれるかもしれません。
雨中対策の基本はまずはレインウェア、いわゆる雨カッパです。雨から体をがっちりガードするためには良いレインウェアを着ること。年に1回か2回の雨のために上等のレインウェアは不要と安物を買われる方がいますが、この考えは駄目です。当クラブの村岸プロいわく「レインウェアだけはカネをケチッて安物を買わないように。一番値段の高い上等を買うこと。防水性、通気性、耐水撥水性に加えて軽量で機能性などに大きな差があります。」とのこと。
年に1、2回の数少ない雨の日のプレーだからこそ水の浸み込まない軽くて機能性に富んだレインウェアが必要なんですと村岸プロは強調しています。
次に雨中プレーで大事なのはグローブです。グリップが水に濡れても滑りにくい防水加工がされた機能性の高いグローブを用意するのはもちろん、頻繁に取替えられるように5枚、10枚と用意しておきましょう。グローブは必需品ですから余分にグローブを在庫していると考えればいいだけ。こちらも1枚のグローブを使い切るケチケチ購入よりどんと1年分をまとめ買いしてキャディバッグに入れておけば雨の日も重宝します。
ゴルフの雨傘は、最近のゴルフ場ではほとんどが無料で用意してくれていますから"マイ傘"は不要ですが、やはり骨組みのしっかりしたゴルフメーカーの軽くて大きい雨傘を用意すれば重宝します。これに忘れてはならないのが、タオルを持参すること。ショットごとにグリップの水を拭き取るのに役立ちます。エチケット・マナーを重んじるゴルファーならお判りと思いますが、ゴルフ場に備え付けているタオルは絶対に持ち出さないようにして下さい。
「雨だからゴルフはキャンセル」ではなく「雨のゴルフもまた楽しからずや」の気持ちで梅雨の時期のゴルフを元気に楽しみましょう。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
当クラブで行われました関西ゴルフ連盟主催の平成24年度「関西シニアゴルフ選手権東近畿C地区予選」が無事終了しました。参加者131名(欠席4名)で18ホール・ストロークプレーで争われました。梅雨の時期の開催だけに雨が心配されましたが、朝から晴れ間が見える絶好のコンディションの中で決勝進出を目指して熱戦が繰り広げられました。梶本真也さん(奈良国際)が36、37の73の好スコアをマークしてトップで予選通過しました。以下79までの24人(79はマッチング)が決勝進出を果たしました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
昨日、鈴木グリーンキーパーより朗報がありました。7番ホールの池の白鳥に雛(ひな)が2羽誕生したとのこと。関西シニアゴルフ選手権の準備のため6番ホールと7番ホールの境界のOB杭などをチェックしていたところ、池の6番ホール側の沼地部分に親白鳥2羽と沼地に2匹の雛(ひな)が見え、近づいたところ、親白鳥は羽を広げて雛(ひな)を守るため威嚇してきたそうです。その間隙をぬって撮影したのが上の写真です。
昨年は卵を産んだものの、無精卵だったのか残念ながら孵化しませんでしたが、今年はようやく雛(ひな)が誕生しました。しかしながらきつねや野犬などが徘徊しているだけに襲われないように大きく育ってくれればと期待しています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
当ゴルフ場に隣接する相和地区に女性ばかりで和太鼓を演奏する「相和太鼓」があります。地元の女性たちで演奏する「相和太鼓」は女性ならではの華麗さと太鼓のもつ迫力と勇壮さが見事にマッチして聞く者のハートをガッチリ掴み感動を与えてくれます。
先日、当クラブで34組の大コンペを開催した際、幹事から「トップスタートの上がりと最終組の上がりが2時間半もあるので、この間(ま)をどう繋げばよいかいい知恵がありませんか?」と相談を受けました。
そこで思いついたのが地元で結構評判の女性ばかりの和太鼓を演奏する「相和太鼓」をアトラクションにどうかと提案しました。「相和太鼓」を提案したものの、私も社員からその評判を聞いただけで見たこともなければ、聞いたこともない、いたって無責任な提案でしたが、地元社員数人から「総支配人、間違いないです。すごい迫力で皆さん必ず喜ばれます」とのことで、幹事に自信をもってお薦めしました。
先日そのコンペのアトラクションに取り入れて演奏していただきました。地元社員の言う通り華麗なバチさばきと勇壮な太鼓の音はなかなかの迫力で感動しました。
ここで少し「相和太鼓」について紹介しておきましょう。日本の誇るべき文化のひとつ和太鼓は、様々な音の違いや音の強弱で無限の広がりをもつ楽器です。日本人は農耕民族であるため、豊穣を祈り厄災を取り除くために太鼓を打ちました。こうした和太鼓に魅せられた地元奈良市東部山間地帯にある相和地区の女性有志によって結成し、地域の祭りや行事に欠かせない伝統芸能として披露・発表されています。
当日の演目は●勇駒(いさみこま) ●ゆふいん源流あばれ打ち ●いしづえ ●郷里(きょうり) ●日向(ひゅうが)を演奏していただきました。厳しい練習を重ねて磨き上げた力強い太鼓のリズムと華麗で優美かつ勇壮なバチさばきでお客様に感動を与えてくれました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
中央労働災害防止協会から「ゴルフ場の事業における労働災害防止のためのガイドライン」が発刊され、支配人会の労務委員会を通じて各クラブに配付されてきました。
ゴルフ場における労働災害の発生状況は、日本の全産業と比較して高い状況にあります。被災労働者の中で50歳以上の高年齢労働者の比率も高く60%以上を占めています。
本書では労働災害の現状をデータに基づき解説すると共に、安全な作業の取組み、危険予知のシステム、リスクマネジメント等を具体的な方法で解説しています。
とくに近年90%以上の導入率の乗用カートによる事故が多発しているため、カートの安全な利用や熱中症対策など各業務での安全な作業の方法など判りやすく解説されています。
当クラブの安全衛生委員会でも早速、本書を活用し労働災害の減少に役立てて行きたいと思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇