よく「ゴルフは紳士のスポーツ」といわれます。紳士(ジェントルマン)とは上品で礼儀正しい人のことですが、「ゴルフは紳士のスポーツ」ではなく「ゴルフをしているうちに立派な紳士になる」のがゴルフというスポーツだと思います。
ゴルフの名言・格言は紳士の振る舞いを求めるものが多い。
例えば
●紳士は春風の如くおおらかであれ、威張るのは知性の欠如だ。
●相手の身になって物事を考えよ。みっともない真似はするな。
●着くべき時間に着かないのは遅刻である。
●易きに走らないノータッチ主義こそゴルフだ。
●何を着て来たかに人となりが現れる。
●ゴルファー諸君、舌を噛み切ってでも女々しい言い訳だけはするな。
私の手帳に記載している中から6つほどピックアップして紹介しましたが、名言・格言は数限りなくあります。皆さんもこうした名言・格言に出会うことが多いと思います。プレー中、トラブルに見舞われた時や逆に好スコア続出の絶好調の時に、ふと自分の振る舞いが紳士に足る行いであるかどうか見つめていただければ・・・・。
最後にエッセイストの夏坂健氏と鈴木康之氏の文章を紹介しておきましょう。
夏坂健氏は「もっと楽しく、もっと正しく、己に有利に振る舞わない。ゴルフを通して人生を学ぼう」といわれてます。
また鈴木康之氏は「アマチュアのゴルフは社交のゲームである。技量よりも先にだいじなものがある。それさえあれば大丈夫、それがないと困る、というものがある。自分の愉快、不愉快を考える前に人の愉快、不愉快に気づくこと。これが私たちのゴルフにおけるだいじな順番である。」と。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
当クラブのクラブ競技は毎月行われているのが、マンスリー競技(A・Bクラス)、親睦競技会、シニア&レディース競技でいずれも日曜日に開催しています。これ以外に祝日に行う初夢杯、成人の日杯、建国記念日杯、春分の日杯など祝日に12競技を開催しています。
いずれの競技も日祝日に開催しているため職業柄、日祝日に休めない会員もおられ、またリタイアされたシニア会員からも「参加者や来場者の多い日曜日のクラブ競技に参加しなくても、いつでも来れる平日に正式のクラブ競技があれば良いのに・・・・。平日のクラブ競技を開催してほしい」という要望が結構寄せられていました。
競技委員と相談し先月の7月から「平日マンスリー競技」を開始することになりました。
7月の第1回目はPR不足で周知徹底せず参加者が3組未満で残念ながら競技不成立となり、平日開催は難しいかなと危惧していましたが、8月はお盆明けにもかかわらず、本日(18日)4組15名が参加され競技成立しました。
優勝はアウト42、イン39、グロス81、ネット67の好スコアをマークされた岸本省三さん、2位は際本宏さんが41、41、82、ネット69で入り、3位には永岡悟さんが43、36、79、ネット69で入りました。
平日マンスリー競技が今後参加者も増え会員同士の交流・親睦の場となりメンバーライフを楽しんでいただければと思っています。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
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本日はクラブ休場日です。とはいってもコーススタッフは全員出勤で2週間後に迫った日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント2ndステージに照準を合わせてコースコンディションのメンテナンスに尽力しております。
鈴木副支配人兼グリーンキーパーと綿密に打ち合わせを行っていますが、6、7月の長梅雨、梅雨明け後の猛暑と日照り続きの異常気象に、グリーンの状態は悪く、プレーヤーの皆様に大変ご迷惑をおかけしております。お客様の多かったお盆も過ぎましたので、オーバーシード、芝の張替えなど今週から実施し、31日のQTに間に合わせるよう、全力を尽くして参ります。今しばらくご辛抱ください。
第75回関西オープンゴルフ選手権が8月19日から田辺CCで始まります。当クラブの村岸プロも予選を通過して本戦に出場します。皆様のご声援をお願いします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
石川遼や宮里藍選手の活躍で若い人たちがゴルフに興味を持ってきている。町の打球場は、まさしく“老若男女”で賑わっている。業界人としては誠に喜ばしいことです。
一方、若い人はゴルフ場を単なるスポーツ施設で、社交場であるという認識は薄い。このため調和、協調性に欠ける行為が目立ちます。
その一つにドレスコード問題があります。おしゃれは個性という若者が多く、破れたツギハギだらけのジーンズがビンテージ物として10数万円を払ったり、何万円もするTシャツを着たり、世代による価値観のギャップは大きい。かって石川遼選手がカーゴパンツをはいて物議を醸したことがありました。ファッション的には全くおかしくないと思いましたが・・・・。伝統を重んじる閉鎖的かつ保守的ゴルフクラブでは奇怪であり、違和感を覚えるのでしょう。
ゴルフクラブに集うメンバーの多くは50歳以上の年配者が多い。こうした人が不快と思うようなファッションはやはり“ノー”なのです・・・・が、いずれの時代もファッションは個性、バイタリティに富む若者がリードしてきました。
ゴルフには、ゴルフをするためのこれがユニフォームというものはありません。100年前のゴルフファッションはまさしくネクタイにスーツ、このいでたちでズボンの裾が邪魔になるためニッカボッカになったのです。しかも革靴。バンカーに入って砂がはいるので革靴の紐の部分を覆う砂よけがついたりしたのです。
今はジーンズ、ジャージー以外のスラックスなら大体OK。上着もTシャツや肌着以外、ポロシャツ、セーターであればOKとなっています。
野球のユニフォームもストッキングが隠れただぼだぼのスラックスが常識化しており、テニスのウェアも白以外は駄目だといわれていましたが、今やカラフルな色彩のウェアが一般的になりました。
こうしたスポーツのユニフォームも時代とともに変遷してきました。定型的なユニフォームがないゴルフのファッションがいつまで若者の個性豊かなファッションを封じ込められるか・・・・・・。考えさせられます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ゴルフ場支配人会ではペットボトルのキャップ回収に取り組んでおります。この活動は、環境保護問題の一環として「ペットボトルのキャップの再資源化とCO2の削減と並行して「発展途上国の子供たちにワクチンを送る」大変意義深い活動です。
各クラブでペットボトルのキャップを回収し、これをNPO法人(内閣府認証)エコキャップ推進協会に発送することにより、その収益をNPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会に寄付し発展途上国へワクチンを送ることになります。
当クラブで出る空のペットボトルのキャップを集めて「エコキャップ配送専用BOX」で送付しております。もし自宅などでキャップだけ集めていただきゴルフ場に持参していただければ当クラブから発送します。キャップが多ければ多いほど多くのワクチンを送ることができますので、再資源化とCO2削減も併せて大変意義深い活動となりますので、ぜひご協力ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
PGA奈良県プロゴルフ会(前田新作会長)が主催する第11回奈良県オープンゴルフ選手権が8月11、12日の2日間、奈良県五條市のシプレカントリークラブ(6751ヤード、パー72)でプロ102名、アマチュア50名の152名が出場して熱戦が繰り広げられました。初日の予選を通過したプロ53名とアマチュア20名で決勝ラウンドが行われ、初日8アンダーパーの64をマークした友次啓晴プロ(東広野)が最終日も快調にとばし68にまとめ通算12アンダーパーの132で見事優勝しました。
2位は2打差の通算134の大桑暢之プロ、3位に通算135の白佳和プロが入りました。
アマチュアの部は、当クラブでアルバイトキャディをしている森井晶紀君が初日6アンダーパーの66をマーク、最終日も手堅いゴルフで73にまとめ通算5アンダーパーのトータル139の見事なスコアでベストアマに輝きました。また同じアルバイトキャディをしている木村吉秀君も72、75、トータル147で6位タイに入賞しました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
奈良県が平城遷都1300年祭の開催効果に関する中間報告をまとめ発表した。
これによると1月1日~6月30日の上半期の実績は、メイン会場の奈良市平城宮跡会場(4月24日開幕)の入場者が約147万人で、そのほか県内各地で開催されているイベントや社寺仏閣の特別開帳など合わせて延べ930万人に上るとのこと。
また来場者アンケートを基にした消費総額は538億円と推計しています。とくに交通、宿泊、土産などの経済効果は大きい。
主要交通手段は、県内県外ともに鉄道(JR、近鉄)が最も多く、次いでマイカー、そして県外からは観光バスの利用が多く、奈良市内、奈良県内に及ぼす交通渋滞の影響はほとんどなくスムーズに流れているとのこと。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
サンテレビ、奈良テレビなどが主催する「2010関西テレビアマチュアゴルフ選手権」については先に本欄でご紹介しましたが、サンテレビがこの「テレビアマチュアゴルフ選手権」のホームページを作成しました。
ご覧になりたい方は下記へ。
http://www.sun-tv.co.jp/golf/teleama2010/
先に本欄(7月10日)で理不尽なゴルフ場利用税廃止の署名運動に協力をお願いしましたが、署名獲得が遅々として進んでいません。再度協力をお願いします。
このゴルフ場利用税廃止運動は、日本ゴルフ協会などゴルフに関連する日本ゴルフ関連団体協議会(ゴ蓮協)に「ゴルフ場利用税廃止運動推進本部」を設け、7月1日~9月30日の3ヶ月間に全国で200万人の署名を集めることを目標としています。
各ゴルフクラブに割り当てられた目標は1クラブ2000名以上の署名獲得です。
個人情報の関係でお願いをしましてもお断りされる方もおられますが、署名簿の管理には十分留意し、目的以外に使用することはありませんので、ぜひご協力をお願いします。
当クラブではフロント、コース売店に署名簿を設置していますので、宜しくお願いします。また他のゴルフ場やゴルフ練習場、ゴルフ用品店などにも設置されています。その際にも、署名していただきますよう、重ねてお願いします・
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
当クラブのレストランで使用する野菜は全て地元・大柳生の農家から直接仕入れた「産直野菜」です。新鮮かつ無農薬で作られた野菜は安心して召し上がっていただけます。
今年、地元農家から大串料理長にお奨めの野菜として「宿儺(すくな)かぼちゃ」が提案されました。この「宿儺(すくな)かぼちゃ」は飛騨の伝統野菜でヘチマのように長細く、栗のようにほっこりとした味わいの珍しいかぼちゃとして岐阜高山市丹生川町内で、自家用野菜として栽培が続けられています。ヘチマのような形をしており長さは50センチくらい、重さは1個2・5キロ前後で淡い緑色の滑らか肌に濃い緑色のまだら模様が入っています。果肉は鮮やかな黄色で栗のような甘いほこほこ感があります。
この「宿儺(すくな)かぼちゃ」を仕入れレストランで皆様に提供しようと企画していたところ、30匹くらいのサルの集団が地元大柳生に出没しトウモロコシ、スイカ、トマト、かぼちゃなど暴虐の限りを尽くすなど荒らしまわっています。このため農作物にたいへんな被害が出ています。とくに甘く美味しい「宿儺(すくな)かぼちゃ」は狙い撃ちされたかのように無惨な残骸を残しています。今年から初出荷する予定だったものが、ほんのわずかしか収穫できず仕入れることができなくなりました。
地元大柳生ではサル以外にもアライグマも農作物を荒らしまわっており、その対策に頭を悩ませているそうです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇