21世紀に入って地球温暖化による異常気象が一段と顕著になってきました。今年の記録的な猛暑は、異常気象という言葉で片付けられない、むしろこれが普通で常態的夏の気候と理解して対応する必要があるのではないでしょうか。
こうした気象・気候は生態系にも大きな影響を与えています。夏といえば蚊に悩まされますが、今年の夏、意外と蚊が少なく蚊に刺されたということも少なかったのではないでしょうか。蚊は35度以上の暑さに弱いそうです。その分これからの秋口の気温が下がってくる30度前後に大量発生すると昨日の新聞に報じられていました。そういえば蚊に刺されて日本脳炎を発症したといったニュースはこの夏ほとんど聞かなかったですね。逆にこれから注意が必要だと新聞は警告していました。
また、これからはハチ、とくにスズメバチが大量に飛び交います。コース内でハチの巣を見つけても近づいたり、クラブで突っついたりしないようにお願いします。
危険といえば今年はマムシが異常に多いとコーススタッフの者がいってました。フェアウェーやラフなどは心配ありませんが、4番、5番の右OBゾーンや11番の左OBゾーンや17番の右OBゾーンに行ったボールをむやみに捜しに行かないように気をつけてください。ボールが見えていても危険箇所なので、マムシが潜んでおり、物音で飛び掛ってくる危険性がありますので、キャディにも取りにも行かせないようにお願いします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
関西ゴルフ連盟(KGU)から加盟ゴルフクラブ(236クラブ)の8月度の来場者数が発表されました。このデータは毎月、各府県別、各クラブ別の来場者を集計したものです。
2府4県の合計では、884,714名で前年の951,012名に比べて△66,298名も減少し前年比93%と大幅減になっています。
各府県別では
滋賀県 112,227名(前年951,012名)前年比93・0%
京都府 98,521名(前年105,014名)前年比93・8%
奈良県 106,329名(前年110,685名)前年比96・1%
大阪府 126,855名(前年135,708名)前年比93・5%
和歌山県 55,724名(前年 60,600名)前年比92・0%
兵庫県 385,058名(前年414,627名)前年比92・9%
2府4県全てで前年を大幅に下回っています。景気低迷による影響は当然ですが、それにも増して大きな要因はシニアゴルファーとレディースゴルファーが、この夏の猛烈な暑さにゴルフを敬遠されたことが大きな原因と思われます。9月半ばになっても連日30度を超す猛暑が続いており、どのゴルフ場の来場者もいっこうに伸びず苦戦しています。
爽やかな涼風が舞う秋らしい気候が早く戻ってこないかなと願っているのは私一人ではないはずです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
ゴルフ場の造成中に出土した磨崖仏や数多くの地蔵を13番ホールのグリーン横にお集めし、お祀りしています。
平成8年の開場以来、お盆を過ぎたこの時期に、東大寺212世別当・筒井寛秀長老や筒井寛昭理事長(東大寺上院々主)をお迎えして供養をしてきました。
今年も本日、午前9時より筒井寛昭導師により厳かに法要が行われました。法要には遠山隆重社長・代表理事、遠山彩子役員、阪口勇総支配人をはじめコーススタッフ全員が参列しクラブの隆盛と安全などを祈念しました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
フロント前とテレビのあるロビーに「心外無別法」「和而不流」という書が掲額してありますが、先日、お客様からあの書はどういう意味でどなたが揮毫されたのですか?というお尋ねがありました。
揮毫いただいたのは、当クラブを創設する際に種々ご助言を賜った筒井寛秀東大寺212世別当(華厳宗元管長)です。現在の当クラブ筒井寛昭理事長(東大寺上院々主)のご尊父です。
「心外無別法」(しんがいむべっぽう)とは、心はなんでもつくり出す。心が迷えば凡夫となり、悟れば仏となる。心が凡夫を造るように、また心が仏を造る。ありとあらゆるものが心の変現であり、あらゆる仏さまは、心をつくり出すものであるとの意味です。
「和而不流」(和して流れず)は、君子は人と調和するが、世間の風潮に迎合することはない。これがほんとうの強さである。
「心外無別法」と「和而不流」の意味を理解した上で、あらためて筒井寛秀尊師の書をご覧いただければ心に響くものがあると思います。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
(社)日本ゴルフツアー機構(JGTO)のクォリファイングトーナメント2ndステージは9月3日に終了しましたが、本欄をご覧になっている方から7150ヤードのフルバックからプレーしてみたいという要望がありました。
当クラブはメンバーであればハンディキャップに関係なく黒マークのトーナメントティーでプレーしていただけますが、メンバー紹介のビジターだけではいくらシングルプレーヤーであってもお断りしています。
しかし、今回平日に限り7150ヤードのチャンピオンコースにチャレンジを希望される方は、9月の平日に限りチャレンジをお受けいたしますので、お申し出ください。ハンディキャップの制限はありませんが、プレーの進行が著しく遅い場合は途中から、前のティーグランドからプレーをお願いすることがありますので、ご了承ください。
QT2ndでは、2番、8番、11番、18番のロングホールがバーディチャンスの易しいホールで、200ヤード前後の4つのショートホールが難易度が高くなっています。
7150ヤード、コースレート73・9。QT2ndの4日間延べ414人の平均スコアが74・345でした。一度チャレンジしてみてください。
なおビジターの方は、この「QTにチャレンジ」といってエントリーしていただければ9月の平日に限り、お受けします。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
2010年度キャプテン杯決勝は予選を通過した16人で決勝18ホール・ストロークプレーが行われました。当初27ホール、トータル54ホール・ストロークプレーの予定でしたが、午後2時頃から雷が接近し、プレー中断。雷が上空で留まったまま、2時間15分の待機。最終9ホール終了の日没を逆算し4時15分をもって18ホール(トータル45ホール)短縮で競技成立となりました。
この結果、予選を7位で通過した櫻本さん(HD10)が39、38、ネット67の好スコアでトータル182、逆転優勝しました。
予選2位の多田正宏さん(HD8)は41、41、ネット74、トータル184で2打及ばず2位となりました。
3位は清光秀成さん(5)と岩山仁さん(HD9)がトータル184・5で並びましたが、競技規則(カウントバック)で清光さんが入賞しました。
優勝した櫻本さんには伊泊鉄夫キャプテンからキャプテン杯が贈られました。
朝から快晴微風の好コンディションの中で熱戦が展開されましたが、予想もしない雷が午後2時頃から発生し、上空に長時間留まるなど熱戦に水をさす結果となりました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
(社)日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント2ndステージが昨日、無事終了しました。4日間を通じて熱戦が展開され、32名の選手が3rdステージに進出されました。4日間の全選手のスコアを基に奈良柳生カントリークラブの各ホールの難易度を出してみました。
7150ヤード、パー72。ラウンド延べ人数414人の平均スコアは、74・345と出ました。コースレート73・9以上のスコアでした。
各ホールの難易度は、難しい順に
①16番(3・33) ②10番(4・25) ③15番(4・24)
④17番(4・23) ⑤4番(3・2) ⑤12番(4・2)
⑦14番(3・17) ⑧7番(3・13) ⑨9番(4・11)
⑩3番(4・1) ⑪1番(4・1) ⑫5番(4・08)
⑬8番(5・07) ⑬13番(4・07) ⑮18番(5・07)
⑯6番(4・05) ⑰2番(5・04) ⑱11番(4・92)
カッコ内は平均ストロークです。
こうして見ると当クラブはインの方が戦略性が高いということがわかります。200ヤード前後あるショートホールはいずれも難易度は高く、逆に4つのロングホールはバーディー狙いの易しいホールということになります。
とくに11番ロングホールは4日間でイーグルが5人、バーディ106人、
パー243人、ボギー40人、ダブルボギー16人、トリプル4人で平均スコアが4・92と唯一パー5を下回っています。
QT2ndステージの詳細データは10月1日発行の「事務局だより」に掲載します。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
(社)日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント2ndステージの最終日が100名の選手によって争われました。3rdステージへ進出できる32名の枠を目指して熱戦が繰り広げられました。
3日目を終えてトップに立つJ・パリヤ選手がこの日も安定したプレーの72で回りトータル274の14アンダーパーで見事、昨年に続きトップで通過しました。2位には韓国の金基換選手が3日目トータル5アンダーの5位タイからこの日33、33の66の好スコアをマークしてトータル277の11アンダーパーに入りました。3位には韓国の李亨俊選手が10アンダーパーで3rdへ。日本選手では重成秀樹選手が9アンダーパーで4位に入りました。以下2オーバーパーまでの32選手が3rdステージに進出を決めました。
①J・パリヤ 274(70、67、65、72)
②金 基 換 277(71、68、72,66)
③李 亨 俊 278(73、69,68,68)
④重成 秀樹 279(67、70,72,70)
⑤アン・サン・ピル 280(69、69、70、72)
⑥松本 浩 281(72、69、69、71)
⑦田保 龍一 281(70、69,69、73)
以下2オーバーパーの32位までの選手が3rdステージへ進出。
JGTO公式ホームページで最終日の成績表をご覧いただけます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
写真は2ndステージを通過した32名に3rdステージへの説明を行う
(社)日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント(QT)2ndステージ第3日目が104人の参加で行われました。
スタート前の7時過ぎから20分ほどのにわか雨がありましたが、スタート時には雨も上がり、好コンディションの中で熱戦が展開されました。3日目の組み合わせは2日目の成績順に行われるため、上位から中盤までの成績の者は、1打1打が慎重になり厳しい争いとなりました。
前日7アンダーの3位タイにつけていたJ・パリヤ選手(タイ)が32、33、65トータル202の14アンダーとスコアを伸ばし2位に4打差をつけてトップに立ちました。
2位は同じくタイのK・タニン選手と白倉渉平選手がトータル206の10アンダーで2位タイにつけています。
J・パリヤ選手とK・タニン選手は昨年の奈良柳生カントリークラブでのQT2ndでも好成績を残し、K・タニン選手がトップで、J・パリヤ選手が2位で2ndを通過し3rdステージに進みました。両選手とも奈良柳生CCは相性の良い得意のゴルフコースだとのこと。
<第3日目成績>
①J・パリヤ 202(-14)
②K・タニン 206(-10)
白倉 渉平 206(-10)
④田保 龍一 208(-8)
アン・サン・ピル 208(-8)
⑥重成 秀樹 209(-7)
⑦李 亨 俊 210(-6)
松本 浩 210(-6)
赤石 亨大 210(-6)
⑩211(-5)3名
⑪212(-4)1名
⑭213(-3)3名
⑰214(-2)3名
⑳215(-1)4名
JGTO公式ホームページで3日目の成績表をご覧いただけます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
(社)日本ゴルフツアー機構(JGTO)主催のクォリファイングトーナメント2ndステージ第2日目、105名が出場して18ホール・ストロークプレーで行われました。前日同様、気温35度を超える快晴の猛暑の中、熱戦が繰り広げられました。
前日、7アンダーパーをマークしトップに立った白倉渉平選手は手堅く36、35、71、トータル136の8アンダーで首位を堅持。
1打差で2位タイのK・タニン選手もアウトこそ37でしたが、インで33の好スコアをマークしトータル136の8アンダーで白倉選手に並びトップタイで終えました。
<2日目の成績>
①K・タニン 136 66 70
①白倉 渉平 136 65 71
③Pariya 137 70 67
③重成 秀樹 137 67 70
⑤都間 克則 138 69 69
⑤アン・サン・ピル 138 69 69
⑦田保 龍一 139 70 69
⑦金 基 換 139 71 68
9位タイ(4アンダー)3名、12位タイ(3アンダー)5名
17位タイ(2アンダー)7名、24位タイ(1アンダー)5名
29位タイ(イーブンパー)7名
JGTO公式ホームページで2日目の成績表をご覧いただけます。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇