ゴルフというスポーツに出会って50年近くなります。腕は一向に上達しないヘボゴルファーですが、ゴルフというスポーツに出会って本当に良かったと思います。ゴルフは健康維持管理以外に精神力や人格形成に少なからず役に立っています。
プレーヤー自身が審判員を兼ねる不可思議なスポーツです。それだけに自らには厳しく諌めることや律することなど自己規制力が強く求められます。
ゴルフは老いも若きも、男も女も一緒にプレーできるのもゴルフというスポーツの素晴らしさです。老若男女が楽しめるゴルフの効用といえば、やはり健康維持管理に最適のスポーツといわれる方が多いと思います。
四季折々の花や木々を愛でながら太陽の下、芝の上を歩いて行く爽快さはなんともいえません。しかしながら乗用カートの導入普及で「楽(らく)するゴルファーが増えてきました」ゴルフの基本は芝の上を歩いてプレーすることだと思いますが、球を打ってはカートに乗り次打地点に移動するゴルファーのなんと多いことか。
高齢や体調不良などカートに乗ってでもゴルフがしたいといわれる方は別にして、五体満足の健康人ならできる限り歩いてプレーされるのが良いと思いますが・・・・・。
最近話題のメタボリックシンドロームへの関心が高まっています。減量、ダイエットに腐心されているのですが、そういった方に限ってラウンド中はほとんどカート乗車されています。
奈良柳生カントリークラブはほとんどフラット、上りは8H、15H、18Hのわずか3ホールだけ。これから涼しくなる秋のゴルフは歩いてプレーしてみたらいかがでしょう。ちなみに18ホールを歩いてプレーすると2万歩前後歩くことになります。歩行計を腰につけて歩いてプレーすれば、新たなゴルフが発見できるかもしれません。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
8月19日に兵庫県のLカントリー倶楽部で死亡者二人が出るカート事故が発生しました。手動で操作するカートで運転ミスが原因と思われますが、近年カートによる事故が多発し、死亡や半身不随など痛ましい事故が年に数件発生し、事故発生も年々増加傾向にあります。
カートによる重大事故の多くは手動で操作する場合が多い。日本のゴルフ場の多くは山岳地や丘陵地に造られたアップダウンの多いコースが多く、しかも乗用カート導入など考えもせずレイアウトされており、その多くは後付けのカート道のため急坂、急カーブなど極めて危険なカート道が多いようです。
アクセルとブレーキの簡単な操作で遊園地のゴーカート感覚で運転する若いゴルファーが多く、急なカーブや下り坂などをスピードを落とさずに進入して行きカーブを曲がりきれずに横転したり安全柵を突き破り谷に転落したり、前のカートに衝突したりするケースが多いようです。
他方、電磁誘導という自動走行のカートでも結構事故は発生しています。カート道を横断する際やカート道に立ち止まりボールの行方を見ていたりしている時に、カートが近づいてきて衝突したり、カートに乗り足をカートの外に出している時に大木や岩などにぶつけて骨折したりする事故が案外多く、注意が必要です。
支配人会でも各ゴルフ場で起った事故の事故報告を集め事故の原因や事例、状況等々を把握し今後の再発防止に努めています。ゴルファーの皆さんも手動の運転カートの操作にはくれぐれも安全に注意して走行するようにお願いします。また自動走行のカートの場合はカート道に不用意に立ったり、横断しないよう、また足や手を出して乗らないように注意してください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
9月23日は秋分の日。クラブ競技の秋分の日杯開催で1週間前までは20組ほどエントリーがあり、他に会員のホールインワン祝賀コンペや会員の取引先コンペ、社内コンペなどで45組ほどのエントリーが入っていましたが、週始めの天気予報で雨予報が出ると、秋分の日杯は徐々にキャンセルが出始めました。それでも秋分の日杯は、昨日の時点で12組ほど残っていました。
関西全域、未明からの雷と雨が降り続き。秋分の日杯は、会員からの電話でのキャンセルが続出。早いスタートのプライベートコンペ参加者の皆さんもご来場いただきましたが、雨と雷が鳴ってるせいかチェックインされずに幹事が来られるのを待ち、プレーするかどうか協議。雨だけならばスタートされるのでしょうが、雷が断続的に鳴ってる状況では中止の声が多く、延期で次の開催日を決められてお帰りになりました。
秋分の日杯のエントリーもキャンセルが続出で競技不成立も覚悟しましたが、5組19名が参加して無事競技は成立しました。
9時以降のスタートの方々は午後からは雨も小止みになるだろうと、スタート時間を遅らせるなどしてプレーしていただきましたが、9時15分過ぎに雷が西から徐々に近づき雷が真上にきてプレー中断のサイレンを鳴らしました。
幸い30分で東の三重方面にぬけていきましたので、プレー再開。雨も小止みになり涼しく、高原でゴルフをしているようなゴルフをお楽しみいただけました。
あれだけの朝の雷と雨でキャンセルが続出しましたが、24組、89名の方が残ってプレーしていただきましたが、恨めしい雨と雷の秋分の日でした。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
久しく顔を見なかったメンバーが久しぶりに来場された。「実はゴルフのし過ぎで腱鞘炎になりドクターストップでゴルフ止めてました」とのこと。腱鞘炎で「ゴルフはお預け」はよくあるケースです。
このメンバーは、ほぼ毎週1回プレーに来られており、1週間の生活の中に当然のようにゴルフが組み込まれており、その生活リズムからゴルフが外れた結果、生活パターンは一変してしまったとのこと。
週末にゴルフを楽しむために日々の仕事に精を出していたといっても過言ではないほど、ゴルフプレーの楽しみ、喜びがあったらしい。「総支配人、考えてみてください。毎週末にゴルフを楽しむために毎日頑張って働いているのが、ゴルフをしたら駄目、当分お預けといわれたら、どう週末を過ごしたらいいの?」
ゴルフ仲間との楽しい時間はなくなり、運動不足とともに、テレビを見ながら飲んで食べてごろ寝して不健康極まりない。あげくに体重が8キロも増えてしまったとのこと。ゴルフができない精神的ストレスも大きいとも。
こうしたお話を聞くと何よりもまずゴルフのできる健康が一番。皆さんも健康管理に気をつけていつまでもゴルフを楽しんでいただきますように。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
アジア太平洋経済協力会議(APEC)の21カ国・地域が参加して観光振興策などを話し合う観光相の会合が22日と23日に奈良市で行われます。
APEC観光相会合は2000年にソウルで初めて行われ、隔年開催で今回が6回目。日本での開催は初めて。平城遷都1300年祭にあわせて奈良での開催となりました。
APEC21カ国・地域のVIP・要人が多数参加されるため、交通を含めて厳重な警戒網が敷かれます。このため大宮通りや天理街道などはかなり規制されるため、渋滞が予想されます。
奈良県警察本部へAPECに関する道路規制などを問い合わせしましたが、「過激派などの警戒から、会合場所や時間などの情報はお伝えできない」との回答。ただし、大宮通り、天理街道については「午前9時までの通過に関しては問題はないでしょう」とのこと。帰路の「午後3時半以降については避けて迂回していただく方がよいでしょう」とのことでした。
なお不審車の場合は、検問もあるとのことですからくれぐれも注意してお越しください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
鈴木グリーンキーパーと秋のコース更新作業の予定を協議しました。
長梅雨と梅雨明けと同時に35度を超す猛暑日が続き、8月下旬まで雨が降らないという異常事態の中で、グリーンの施肥や薬剤散布、さらには刈高を下げずお客様には迷惑をおかけしましたが、8月29日からのキャプテン杯、8月31日~9月3日のJGTOのQT2nd、テレビアマチュア選手権予選など比較的良好な状態で無事終えることができました。他ゴルフ場に比較すればうまくこの夏を切り抜けたといえますが、この間の鈴木グリーンキーパーの日夜の努力に頭が下がります。
さて、更新作業ですが、まずグリーン周りのエッジがドライ症状で裸地化した箇所については芝の張替えを順次して行ってるところです。
今夏、とくに傷んだ6番と16番グリーンは毎年のことで、新ベントの種(962、007)をインターシードし、様子を見ていくことにしました。いずれ全ホールをペンクロスから高温多湿に強いニューベントに切り替えることを想定。実験的にどちらの種が適しているか調べます。
グリーンについては今月の20~21日に8ミリのムクタインでフォーキング作業を行います。ティーグランドとフェアウェーは施肥を行います。
10番の法面に集中豪雨でクラックが入った改修工事後の芝張りを10月1日までに行います。ようやく朝晩涼しくなり朝露もおりだしましたので、芝張りをしても大丈夫だろうとの判断です。とはいえ、日中の暑さはまだまだ30度を越す気温ですので散水の労は避けられません。芝が活着(根付く)するようスタッフが毎日水遣りを欠かさないようにがんばります。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
雨の日のゴルフは嫌ですね。ゴルフ場でも違った意味で雨の日は憂鬱になります。
朝からドタキャンの電話応対。昭和40年代以前のゴルフ業界では、雨が降ろうと雪が降ろうとゴルフができる限りはプレーするもの。「ゴルフというものは自然の中で気象条件も含めた自然との戦いであり、自然と対峙しながらラウンドすることにゴルフというスポーツの意義がある。雨だからプレーしないというのはゴルファーの風上にも置けない」とよく先輩ゴルファーからいわれたものです。
そのためかどうかゴルフ場ではプレー代に「雨天荒天手当」と割増料金が付加されていました。傘を忘れてきた人には300円か500円の貸し傘といって料金を徴収していました。今、このようなことをすればインターネットで「なんとサービスの悪い、がめついゴルフ場だ」と書き込みが殺到します。
ところで雨の日にクラブハウス玄関前に用意している傘が毎回どっと無くなってしまいます。朝は玄関に横付けされたら、駐車場からクラブハウスまで雨に濡れないように傘をお貸ししています。これは傘をさしてこられて玄関前の傘たてに100%お返しいただくのですが、問題はお帰りになる時に雨が降ってる時です。雨で濡れないようにクラブハウスから駐車場まで玄関横の傘たてから傘を取り、傘をさして車まで戻られます。傘を車に置いて玄関前の車寄せにバッグを取りに来られます。この時は車寄せに屋根があるため、濡れないせいか傘が車にあることを忘れてバッグを引き取りにこられ、バッグをトランクに積んでそのまま発進してお帰りになります。思い当たる方も多いでしょう。こうして傘は戻らず紛失していきます。
メンバーの方なら当然次に来られた時にお返しいただくケースがほとんどですが、問題はビジターの方です。ビジターの方だとほとんどが1回限り、あっても数ヶ月に1回お越しいただける程度ですから、借りた傘の存在など忘却の彼方でしょう。ビニール傘の安物といえども経費は馬鹿になりません。車の中に返し忘れた傘があればぜひお返しください。
またご家庭でお使いにならない古い傘や不要になった傘があればぜひゴルフ場にご寄贈ください。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
平城遷都1300年祭記念「奈良マラソン2010」が12月5日(日)に開催されます。これに伴い奈良マラソン実行委員会事務局より交通規制の説明がありました。
コースは奈良市鴻ノ池陸上競技場をスタートし高天交差点を左折し県庁前から大仏前を経て天理街道を南下し五ケ谷を経由して天理大学南をUターンし再度、同コースを北上し鴻ノ池陸上競技場に戻ってくる公式マラソンコースです。
このため8時30分から午後3時頃まで奈良市内の大宮通りや国道369号の県庁東~焼門前、天理街道などが交通規制されます。
当クラブに大阪方面から第2阪奈道路を利用して来られる方で、8時半以降に利用される方は、宝来ICではなく中町ICで出て阪奈道路を横切りならやま通りを経由して般若寺交差点に出るようにお越しください。また西名阪自動車道を利用される方は、8時半以降は天理ICではなく針ICまで行き、水間トンネル、大平尾町~大柳生のコースをおとりください。
9時半までのスタート時間の方は通常通りの交通路で来れますが、9時半以降のスタート時間の方はご注意ください。
1ヶ月前になりますと詳細な交通図を掲示するなど皆様にお知らせしますので、宜しくお願いします。
ちなみにこのマラソンにエントリーされてるのは13000人を超えたとのことです。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
久しぶりに雨らしい雨が昨晩から朝にかけて降り続けました。自宅を5時過ぎに出るときには大阪の方は、もう小雨で早晩雨は上がるなあ・・・・・。ラジオの気象予報でも西から雨は上がるとのこと。
ゴルフ場に着くとまだ雨が降り続いていました。朝8時からアウト、イン各6組、計12組の大きなコンペ。7時半の時点で雨はまだ上がりそうにありませんでした。インターネットの気象情報では兵庫、大阪は雨雲もなく雨は上がったとのこと。
8時スタートのコンペではちょうど土砂降りの中でのスタートになりそう。スタート画面を見ると、このコンペの後は30分ほど空白でアウト9時20分とイン9時28分にコンペやら一般エントリーが入ってる状況。
コンペの幹事さんをお呼びし、8時のスタートだと雨も激しいし、すでに大阪は完全に雨が上がっているので、後30分ほどスタートを遅らせば雨は上がるので少しスタートを遅らせばどうですかと申し上げましたところ、「そうしていただければ有難い、ぜひお願いします。」とのこと。コンペの皆さんに、スタートを雨が上がりそうな30分後の8時半のスタートに変更したことをマイク放送しました。
天気は予報通り8時半頃には霧雨のミスト状に変わり傘をささずにスタートされていきました。
たまたまコンペの後ろが30分ほど空いていたので、その時間スタートを遅らせてあげることができました。コンペ参加の皆さんもひじょうに喜ばれていました。ちょっとした機転、細やかな配慮がゴルフ場の評判につながると思うと、こうした気遣いはおろそかにできないなと痛感しました。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇
第32回オール関西テレビアマチュアゴルフ選手権奈良予選が当クラブで行われました。チャンピオンの部27人、シニアの部21人の選手が出場して18ホール・ストロークプレーで熱戦が繰り広げられました。
チャンピオンの部は池上典成選手(ナパラ)が74でトップ通過。以下89までの20人が決勝へ進出しました。
シニアの部は奥村義美選手(橋本)が75の好スコアでトップに。以下85までの16人が予選を通過しました。
予選通過者は10月27・28日に六甲国際GCで各地区予選を通過した選手により決勝大会が行われます。
成績はサンテレビのホームページ(明日AM10時以降)、明日のディリースポーツ紙に掲載。
奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇