鹿やサルがコース内を徘徊しています。

2011/10/22

09:57:55, 著者: 阪口 メール , 0 語, 1368 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: 事務局からのお知らせ

鹿やサルがコース内を徘徊しています。

 昨日、長野県では体長160センチの熊が民家を襲い4人にケガを負わせたり、体長1メートルの鹿が町中に出没したところを生け捕りにされたというニュースが報じられていましたが、熊や鹿、猪、猿といった動物が山からエサを求めて市街地を徘徊しているというニュースが連日のように報道されています。

 当クラブのある大柳生周辺でも猪はもちろん猿の一群、鹿、カラスなどが出没し畑の野菜など農作物を荒らし回っているそうです。

 グリーンキーパーの報告では、猿の一群約16匹がゴルフ場内で徘徊しており、最近では13番、14番に鹿が出没しているとのこと。鹿は猪のようにミミズなどを探してフェアウェーを耕運機のように掘り返すことはしませんが、コース内を所構わず走り回るため、グリーンに蹄(ひづめ)の跡を残して行きます。グリーン上のこの蹄の修復がなかなか大変です。

 スタート室から報告されているのが、カラスの被害です。カラスは頭が良くて乗用カートにバナナなどの食べ物を入れたバッグを載せているとバッグの中を漁り食べ物を見つけて見事に取り出して飛んで行くそうです。

 とくにカラスについてはカートの後ろの荷物カゴにヘッドカバーなどを入れておくと、その中に食べ物が入っていると思うのか、そのままヘッドカバーを咥えて持ち去って行きます。このシーンを目撃しておればカラスが咥えて持ち去ったと判るのですが、プレーヤー全員がプレーに夢中になりカラスのイタズラを見逃してしまうとプレー後のクラブ確認の際、ヘッドカバーが紛失しており、コース内に落としたのではないかと大騒ぎになるわけです。

 エサを求めて里山から民家や市街地に出没する動物も気の毒といえば気の毒ですが、畑の農作物を荒らし回るだけに同情ばかりしておれません。人間と動物が共存できる手立てがないものかと思案します。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

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