最近、キャディの労災事故で意外とお客様が打ったボールが当たる打球事故が多いようです。打球事故といえば後続組からの打ち込み事故を想像しますが、シャンクやソケットしたボールが数メートル右横にいるキャディーの顔面を直撃し怪我するケースが圧倒的です。
キャディーの労災事故の調査でこうした打球事故は把握できますが、キャディ以外に同伴プレーヤー同士のこうした打球事故はもっと多いと思います。打ち込みでないソケットやシャンクによる偶発事故に関してはプレーヤー間で原則、解決するケースが多いので事故の実態が支配人会でも把握できていません。
石のようなボールがすごい勢いで飛んでくるのですから顔面に当たれば顔面骨折や運悪く目に当たれば失明という不幸なことにもなります。ショットしようとするプレーヤーの前方には絶対に出ない、また打者がショットし終えるまで見届けるようにしてください。
打者から目を離さなければ万一ボールが飛んできても瞬間的に避けることができると思います。人間の防御本能から手で目や顔を防御し手の打撲程度で済むこともあるのですから、同伴者のプレーから目を離さないようにしてください。
もうひとつ打球事故でよく耳にするのが、ボールを曲げて林の中に打ち込み、木と木との間を狙って脱出するトラブルショットが木に跳ね返って自分に当たるケース。プロならば10センチの隙間があればそこから脱出するテクニックをもっていますが、プロやシングルでないアマチュアゴルファーなら横なり後ろなり1打謝って安全にトラブル脱出を計られる方がスコア的にも安全面でも最良だと思います。いずれにしても打球事故を起こさないよう細心の注意を払ってください。
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