ベストゴルフ、ベストマナーの啓蒙ポスター。

2011/03/20

14:20:07, 著者: 阪口 メール , 0 語, 2561 回閲覧   Japanese (JP)
カテゴリ: ゴルフの話題

ベストゴルフ、ベストマナーの啓蒙ポスター。

 

 関西ゴルフ連盟から毎月、マナー、エチケット、ルールを啓蒙するポスターが各ゴルフ場に送られてきます。本日届いた今回のポスターは、時間節約を促す暫定球の奨(すす)めと同伴者のボールの方向確認、球探しの協力を啓蒙しています。以下がポスターの文章です。

 「球が紛失したかもしれない、またはOBであるかもしれないと思った場合は、時間節約のため、暫定球をプレーすべきである。また、同組のプレーヤーの打球は全員で方向を確認し、互いに協力し合って球探しをするべきである。」

 このポスターを見て、ふと中部銀次郎が書いた本を思い出しました。あまりにも昔のことなので若干思い違いしているかもしれませんが・・・・。

 中部銀次郎といえば日本のボビー・ジョーンズともいわれる伝説のアマチュアゴルファー。ゴルフの実力もさることながらゴルフに取り組む姿勢、考え方など不世出のゴルファーの一人です。

 この中部銀次郎の言葉に「同伴競技者のボールを見失うのはゴルファーの恥だ」というのがあります。最近のゴルファーを見ていると、同伴競技者が打ったボールが曲がって林の中や深いラフに飛んでいって、打った本人とキャディが探し回っているにも関わらず、われ関せずの人が多い。

 ボールの行方を同伴競技者もしっかり確認し、お互い協力し合って球探しをすれば時間の短縮にもなるのですが、自分の打つことばかりに気をやり相手のことなど眼中になし。

 プレーの進行のためにも一緒に球探しをする気遣いはゴルファーとして当然のマナー。ただし気をつけたいのは、一緒に球探しをはじめて5分以上かかるようだと、後続組にパスさせることを忘れずに。

 中部銀次郎の言葉でもう一つ印象深いのが良いスコアで回ろうと思えば「飛ばそうと思うな」「乗せようと思うな」「入れようと思うな」という欲を取り除くことと説いています。

 奈良柳生カントリークラブ 総支配人・阪口 勇

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